「氷見市 藤子不二雄Ⓐまんがワールド」とは?
氷見市出身の日本まんが界の巨匠、藤子不二雄Ⓐ先生にゆかりの作品が数多くある比美町・中央町を中心としたまんがロードや、氷見市潮風ギャラリーのあるまちなかを「氷見市 藤子不二雄Ⓐまんがワールド」と総称しています。
藤子不二雄Ⓐ先生略歴
本名は、安孫子素雄。昭和9年、住職の息子として氷見市の古刹、光禅寺に生まれるが、小学生時代に父を亡くして高岡市に転居し、高岡市立定塚小学校で藤本弘(のちの藤子・F・不二雄))と知り合う。小学校時代からまんが家を志し、富山県立高岡高等学校在学中、昭和26年に毎日小学生新聞でデビュー。高校卒業後、昭和27年に、伯父が専務を務める富山新聞社に入り、学芸部と社会部で似顔絵やインタビュー記事を担当。昭和29年、藤本に誘われる形で新聞社を退社。藤本と共にまんが家となるために上京する。
その後、『オバケのQ太郎』、『忍者ハットリくん』、『怪物くん』、『プロゴルファー猿』、『魔太郎が来る!!』などのヒット作にめぐまれる。厳密には2人の合作作品は『オバケのQ太郎』が最後でありこれ以降は藤子不二雄名ではあっても、そのほとんどはどちらかの単独作品である。昭和62年にコンビを解消し、藤子不二雄Ⓐとして活動するようになる。コンビ解消後は映画『少年時代』をプロデュースするなど多彩な才能を見せる。
受賞
平成2年 | 藤本真澄賞・山路ふみ子特別賞受賞(映画『少年時代』) |
平成17年 | 創立40周年記念日本漫画家協会賞、文部科学大臣賞受賞(全作品に対し) |
平成20年 | 氷見市名誉市民(自作まんがキャラクターの提供など、市の活性化への貢献) |
平成20年 | 旭日小綬章受章 |
平成26年 | 手塚治虫文化賞特別賞 |
豊かな海の恵みから生まれた
先生の氷見市オリジナルキャラクターたち。
■ ひみぼうずくん
藤子不二雄Ⓐ先生がデザインした氷見市のマスコットキャラクター「ひみぼうずくん」は、氷見の海からやってきた愉快な海ぼうずのこども。いつも釣り竿を持ち、ブリをかかえているよ。氷見で「ひみぼうずくん」に出会ったら頭をなでてくださいね。きっと幸せがやってくるよ。
●会える場所/氷見市潮風ギャラリー、ひみ番屋街ほか
■ 氷見のサカナ紳士録
「まんがロード」では、富山湾の魚たちをモチーフにした藤子Ⓐ先生のキャラクター「氷見のサカナ紳士録」の紳士たちがお出迎え。8人の紳士たちにぜひ会いに来てね。
●会える場所/比美町商店街ほか